編集の仕事で作られる出版物|原稿を素敵にコーディネートする仕事

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原稿のチェック業務

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出版物を作成するライターや作品の執筆者から原稿が上がった場合、出版社に務める編集さんは原稿整理による仕事を行います。出来上がった原稿がきちんとした基準を満たした商品となっているか、原稿整理によってきちんとしたチェックを行なうのです。原稿整理では、まず書き上げられた原稿の内容を調べます。初めに編集者との打ち合わせを行い作成された企画内容と合致しているかを確かめるのです。もしも内容になんらかの齟齬が見つかった場合、原稿を書いたライターや作家に再び書き直しを要求します。この段階では、原稿の内容も簡素なものとなっている場合が多く、誤字や脱字、レイアウトなども修正はされてはいないものです。大まかな内容を読み、原稿の方向性を調べてなんらかの不備がある場合、その箇所を、原稿を書いた人へ指摘し、再び書き直させるのです。特に作家などの創作物を作成する人であれば、本人になんらかのこだわりがあるため、初めの企画とは違った内容を作成することがあります。しかし、出版社では売れる商品を販売しなければ売上にはつながらないので、こうした作家に対してある程度の譲歩や説得を試みる事も多くあるのです。

原稿のチェックで問題がなければ、編集の業務として書かれている文字などの統一を行います。出版社によって使用される用字は統一されており、文章に使われる文字によっては、漢字表記をきちんと行なう所もあれば、あえてわかりやすいようにひらがなで記入することもあります。こうした業務は原稿を作成した著者は行わず、編集側で調整を行います。原稿を作成するのは出版社に所属している人ばかりではないため、こうした会社ごとに決まった用字や用語は編集が行わなければならないのです。また、ですます調などの言葉遣いの統一や、レイアウトの都合からの行や文字数の調節なども時には行なう事もあるのです。